歯医者

■インプラント歯科治療が受けられないケース
多くの患者さんが治療を行っているこのインプラントですが、中には治療を受けられないケースもあります。
100%出来ない、というわけではないですが、内容によっては出来ない可能性が高い、と言われています。

出来ない可能性が高いと言われているケースとなるのが、①重度の歯周病の場合、②抜歯して長期間放置していた場合、③噛み合わせに問題がある場合、④全身的な疾患がある場合、⑤治療後のメンテナンスが出来ない場合、⑥喫煙者、⑦18歳以下の若年者、となっています。
これら7つのケースで、いくつか当てはまるものがあれば、インプラント治療が受けられない可能性が高いものとなっています。
重度の歯周病で、十分な骨の量がなく、インプラントが出来ない場合は、骨移植などを行えばインプラント治療は可能となっています。

インプラント治療を受けられないと判断された患者は、「ブリッジ」や「部分入れ歯」などによる治療を行っていきます。

歯科オフィス

インプラント歯科治療にかかる費用は、インプラントネジを骨に埋める手術代と、人工の歯の費用、検査費用が別々に計算されるシステムとなっています。

検査費用:検査の費用は、一般的に10万円前後となっています。
インプラントネジを埋め込む手術費用:「フィクスチャー」と呼ばれるネジは1本あたり、約10万~30万円程となっています。(大体が25万円前後のフィクスチャーを使用しています)
人工の歯の費用:上部構造1つあたり、約5万円~20万円程と、料金の幅が広いものとなっています。(人工歯の種類によって値段は変わっていきます)
これらをトータルして、インプラント治療にかかる費用は、1本約35万円~45万円程となっています。

治療中

インプラント歯科治療は、長い治療期間を必要とする歯科治療となっています。
インプラント治療は、まずインプラントを埋め込んで骨と結合するまでの期間が必要となってきます。
インプラント埋め込み~上部構造装着まで、=約3ヶ月~1年程、インプラントのネジが骨と結合するまで、=約2ヶ月~6ヶ月程かかります。

これほどの治療期間がかかりますが、治療が困難な場合(骨を造る治療が必要となった場合)は、ここから更に半年以上もの治療期間が必要となってきます。

■手術時間
インプラントの手術時間は、個人差によって変わりますが、一般的な手術時間は約1時間~3時間程度となっています。
手術を行う際、ほとんどが簡単な麻酔(局所麻酔)のみで行います。

歯科道具

インプラント歯科治療を受ける前の流れとして行われることは、①精密検査と治療計画の確認⇒②手術前の事前準備⇒③インプラント挿入⇒④半年程度の術後メンテナンス⇒人工歯の装着、といった流れになっています。

まずは、歯科医院にてカウンセリングを行っていきます。
カウンセリングにて、自分の歯の現状、症状、どう回復させたいかを医師と相談していきます。
カウンセリングにて、インプラント治療の治療法について理解しておきます。

次に、精密検査を行っていきます。
検査内容は、・レントゲン撮影・CT撮影・噛み合わせチェックなどを行っていきます。
レントゲン撮影によって、顎の骨や歯の状態を調べていきます。骨の量や質、歯の周囲の歯肉の状態を見て、インプラント治療が可能かを判断していきます。
CT撮影によって、顎骨の断面の形状などを判定していき、噛み合わせチェックでは歯列などを見て歯型を取って模型を作っていきます。

精密検査、治療計画の確認が完了したら、手術前の事前準備として血液検査や虫歯・歯周病がないか確認しておきます。
手術前の事前準備が完了したら、インプラント挿入となります。
インプラントの挿入が完了したら、半年ほど術後のメンテナンスを行っていきながら(抗生剤などを使用して口の中を清潔に保っていきます)インプラントと骨が結合するのを待ちます。
骨と結合できたら、人工歯を取り付けるためのアパットメントと呼ばれる丈夫構造の土台となる部品を取り付けて、治療完了となります。